宇宙飛行士候補選抜テストで最年長で選ばれたアメリカ在住の諏訪理(すわまこと)さん。
現在世界銀行に勤めている諏訪理さんですが、その学歴や経歴がエリート過ぎると話題なんです!
海外でのキャリアも長く、アフリカのルワンダでは学校の先生もしていたとのこと!
今回は諏訪理さんのエリート過ぎる学歴(高校大学)と経歴ついて調査しました!
諏訪理の学歴まとめ
諏訪理さんの学歴をまとめてみました。
✔土浦第一高校卒業
✔東京大学理学部地学科卒業
✔デューク大学大学院環境学修士課程修了
✔プリンストン大学大学院地球科学科博士課程修了(Ph.D(気候科学)取得)
御覧の通り、諏訪理さんは誰も太刀打ちできないような並外れた学歴を持った方なんです。
1つずつ見ていきましょう。
高校は茨城県立土浦一高
諏訪理さんの出身高校は
茨城県立土浦第一高校!
画像を見るととてもオシャレな外観ですよね。
土浦第一高校は茨城県内でもトップレベルの進学校で
✅偏差値72 (2023年度数値)
✅戦後の東大進学者数1000人超えで全国No.1
✅地元の筑波大学合格者数は例年全国1位
という圧倒的な実績を誇る超進学校なんです。
諏訪理さんがいかに優秀な人たちが集まる環境で生活されていたのかが分かりますね。
諏訪理さんの高校時代の担任の先生は
昔から優秀で、クラスのまとめ役だった!
と諏訪理さんの頭の良さやクラスをまとめる統率力をほめています。
この様な人格ベースの力は今回の宇宙飛行士候補選抜テストでも大いに力になったことでしょう。
高校の卒業アルバムには既に宇宙へ行くという目標宣言も!
宇宙への情熱はずっと燃え続け、2度目の挑戦でやっとつかみ取ったことは本当に感動するエピソードです。
大学は東京大学へ進学
諏訪理さんの出身大学・学部は
東京大学理学部地学科出身です!
地学科のホームページを見ると
✅地球惑星科学
✅地球大気環境
✅地震研究
という、まさに宇宙や地球の環境などについて学び研究する学科でした。
諏訪理さんが地球というものに興味をもったきっかけは
幼少期にNHKで見た『地球大紀行』という番組がきっかけだったといいます!
謎に包まれた地球の誕生から現在までを科学の力で解き明かしていく番組内容に、とても興味をもったのだそう。
そして学科の仲間が4年生の夏に
俺、留学する!
と突然言い出し、影響されて留学を意識し始めます。笑
地球科学分野はアメリカの大学の方が研究が盛んということもあり、卒業後はアメリカへ留学することとなります。
デューク大学大学院修士課程へ進学
諏訪理さんは東京大学卒業後に
アメリカのデューク大学大学院へ留学!
この大学もアメリカ国内トップクラスの名門大学で、2020年の合格率はわずか5.7%!
もはや東大よりはるかにハイレベル・・・!
さらに海外ともなると英語になるから未知の世界!!
諏訪理さんはデューク大学大学院で環境マネジメントを学びますが
広く浅く学ぶという内容に物足りなさを感じたそう・・。
もっと専門的に深く地球科学を勉強したい!
そう感じた諏訪理さんは今度は大学院博士課程へと進みます!
プリンストン大学大学院の博士課程へ進学
デューク大学大学院修了後は
アメリカ・ニュージャージー州のプリンストン大学大学院へ進学!
こちらの大学も世界ランク16位と屈指のハイレベルな名門大学です。
諏訪理さんは大学院で地球の気候変動の研究にどっぷりハマります。
南極にも行き、南極の氷を通して過去40万年間に地球に起きた気候変動についても研究されています!
ここまで地球の気候研究を探究し続ける継続力と、その好奇心には感心するばかりですね!
きっとこの経験と学びが、宇宙へ飛び立った後も大いに生かせることでしょう!
諏訪理の経歴まとめ
諏訪理さんの経歴をまとめてみました。
- JICAでの青年海外協力隊
- 世界気象機関(WMO)
- 世界銀行
諏訪理さんは主に海外での経歴が長いことが分かりますね。
✔ずっと研究をされてきた「気象化学」
✔かねてより興味があったという「開発」
この2つに携われるということで、上記の仕事を選んだようです。
順番に見ていきましょう!
JICAで青年海外協力隊に参加
諏訪理さんはずっとあこがれていたという青年海外協力隊へ参加し、ルワンダへ飛び立ちます。
ルワンダでは
午前中は中学・高校で理数科、午後は大学の理学部で先生として活躍されています。
生徒たちはハングリー精神にあふれ、学ぶ意欲が高くとてもやりがいを感じたとのこと!
しかしアフリカでは基礎教育が行き届いていない面もあり、大学生で掛け算が出来ないという生徒もいて、もどかしさも感じたそうです。
世界気象機関(WMO)でスイス→ケニアで勤務!
研究データをしっかりと開発政策に反映し、途上国の人たちに役立つ情報を提供したいと感じた諏訪理さんは、JICAでの勤務後に
世界気象機関(WMO)へ転職!
日本でいうところの「気象庁」のような機関ですね!
最初の2年間はスイス・ジュネーブにある本部で勤務し、それから1年半はケニアで勤務をしています。
気象情報を研究し、しっかりとアフリカの人たちに伝えることが諏訪理さんの主な仕事!
諏訪理さんの気象研究はアフリカの農業生産や防災の面で大いに役立ったことでしょう。
世界銀行へ入行
世界気象機関勤務後は
世界銀行へ入行!
諏訪理さんは現在、世界銀行で上級防災専門官として活躍中です。
ここでは
- 知見や経験の蓄積と情報発信
- クライアント国と世界銀行内のリーダーを対象とする能力強化・向上
- プロジェクトサポート
という3つの仕事を主にやられています。
世界気象機関での経験や知見を活かし、途上国などへの社会保障や農業へのサポートを行っています。
研究で培った知識を実際に現場で生かせる、正に点と線がつながったようなキャリアパスですね。
諏訪理さんが宇宙飛行士になって宇宙へ行くのはいつ?
それでは、諏訪理さんが実際に宇宙飛行士となり宇宙へ旅立つのはいつなのでしょうか?
諏訪理さんはアメリカ主導の月探査「アルテミス計画」への活動参加を期待されている方です。
BBCニュースによると月探査「アルテミス」計画は
2025年か2026年には人類を月面に戻す試みも予定されている。
と報じられています!
あと2,3年後に諏訪理さんは月に降り立っている可能性があるんです。
諏訪理さんの今後のスケジュールとして
✅2023年4月に宇宙開発機構(JAXA)に入社
✅2025年7月に正式に宇宙飛行士として認定予定
となっているので、そう遠くない未来に月面着陸が迫ってきているんですね!
諏訪理が宇宙飛行士を目指したきっかけ
諏訪理さんが宇宙飛行士を目指すきっかけは、1人の宇宙飛行士との出会いにあります。
諏訪さんは小学生の時にアメリカのNASAを訪れ、1972年に「アポロ計画」で月面着陸をしたユージン・ナーサン宇宙飛行士と対面をしています。
当時の諏訪理さんは、
今日、サーナン元宇宙飛行士と会った。ぼくたちの質問を答えてくれた。とてもおもしろいおじさんだった。サインをもらった。とてもうれしかった。僕もサーナンさんみたいになりたい
NHKより
と日記に書き記しています。
小学生にしてとてつもなく貴重な経験をしていたんです!
本物の宇宙飛行士に会い話をするのは、どんな勉強よりも貴重でしょう。
諏訪理さんがひたむにき宇宙への情熱を燃やし続け、そして今ようやくその思いを宇宙へ運べる時が来たと思うと、感動せずにはいられませんね。
まとめ
今回は諏訪理の学歴(高校大学)経歴がエリートすぎる!ルワンダで学校の先生もしていた!についてご紹介しました!
諏訪理さんは幼少期から一貫して宇宙や自然科学について一歩一歩探求し、そしてついに宇宙へ到達するというステップは見ていて圧巻でした!
諏訪理さんが月へ降り立つ歴史的瞬間を、是非見届けたいですね!
※もう一人の候補生米田あゆさんの記事はこちらです↓